2016年4月29日金曜日

数字を覚える方法①〜ナンバーシェイプメソッド〜

数字を覚えることのメリット

以前、ある銀行の方に対して記憶術についてお話しする機会がありました。記憶術でどのぐらいのことができるか理解していただくために会社四季報に載っているその方のお勤めの銀行の数字の情報、つまり財務諸表をはじめ従業員数などに至るまで数字に関する情報は全て記憶して披露した経験があります。とても驚いておられました。

これはさすがに極端な例ですが普段の生活の中で数字を頭の中に覚えておけば便利な場面は多く存在します。

 例えば学校の勉強や資格試験、または専門的な学問においても覚えておかなければならない特別な数字が存在することでしょう。また仕事上においても、数字が頭の中に入っていることによるメリットは多々あります。

営業職などお客様と直接やりとりする方の場合、数字を覚えておくこともお客様の信頼度をアップさせる有効な手段だと考えられます。 お客様との会話の中で「〇〇年の〇〇月〇〇日の□□様とのお打ち合わせで提示していただいた〇〇という数字ですが……」などとパソコンや資料を見ないで話せたらどうでしょうか。相手から「この人すごい!」と思われて、信頼度が上がるとは思いませんか。   

また数字に関係する仕事としてすぐ思い浮かぶのは銀行や証券など金融に関する職業ですが、それらの職業の方たちにとって仕事を進めていく上でご自分のお客様の財務情報などの数字を頭に入れておけば、ビジネス上の意思決定や戦略策定のスピードをアップさせることが期待できます。


数字の覚え方
しかしながら、数字というのは単なる記号です。それらをどう覚えればよいのでしょうか。

人は文字情報を記憶するのが苦手です。頭に入ってきた情報を強く長く記憶に残すためには、その情報に感情を伴っていることが必要だからです。文字情報を見ても感情は湧きません。

思い出がなぜ長く記憶に残っているかというとそれを経験した時に一緒に“楽しい”“嬉しい”“悲しい”といった感情も経験したからなのです。この記憶のことを「エピソード記憶」と言いますが、数字もこの「エピソード記憶」にする必要があるのです。

そうするためのテクニックが記憶するもの(今回は数字)のイメージ化(映像化)なのです。数字を何かしらの絵に変換し頭の中で面白いイメージを浮かべることにより、感情を伴ってその数字を“経験”することができるというわけです。いくつか方法が存在しますが今回はその中のひとつのテクニックをご紹介します。
 

形からの連想
 まず数字をイメージ(絵)に変える方法として一番簡単なのが「ナンバーシェイプメソッド」と呼ばれる方法です。シェイプとは形のことです。つまり数字自体の形に似ている世の中に存在するものを選択して、それをその数字のイメージにする方法です。   

例えば、数字の1はまっすぐな形をしていますので、身の周りのまっすぐな形をしているものを頭に思い浮かべて探します。それはバットであったり、まっすぐな形をしているものがいろいろ浮かぶと思いますが、まっすぐであれば何でも構いませんこのような考えで、数字の0から9までの形に似ているものを探し、数字にそのイメージを割り当てます。   

私が考えた例は、   

0……ボール、たまご、地球など  
1……バット、煙突、鉛筆など  
2……アヒル、白鳥など  
3……お尻、耳、胸、くちびるなど  
4……ヨット、椅子、弓矢など  
5……鍵、太った人など  
6……象の鼻、サクランボなど  
7……ハンマー、崖、ブーメランなど  
8……雪だるま、だんご、砂時計など  
9……おたまじゃくし、ラケットなど   

これらは私が連想した単なる例です。皆さんが似ていると思いついたものならなんでも構いません。これらのイメージを使って覚える数字をストーリーにして覚えるのです。

例えば「1038」という数字を覚える場合はどうするか。それぞれの数字から変換したイメージをストーリーにして、頭の中に思い浮かべるだけでいいのです。私が作ったイメージを使ってストーリーを作るとすれば、「バット(1)で打たれたボール(0)がお尻(3)に当たり、はね返って雪だるま(8)に当たり粉々にした」などと、作ることができます。   

このストーリーを頭の中で経験することによって、数字自体で覚えるよりはるかに強く記憶に刻まれることになるのです。数字に戻すときはストーリーを思い出してその中に出てくるアイテムを数字に戻せば順番通りに数字を再現することができます。

皆様もまずは身のまわりの簡単な数字(例えば駐車場の駐車番号など)から面白いストーリーを作って覚えてみてください。

数字を記憶する方法は今回紹介させていただいたものの他にもあります。それについては次回以降にお伝えしたいと思います。お楽しみに。


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