2016年4月15日金曜日

物忘れを防止のテクニック

「あっ、あれ忘れた!」っていう経験ありませんか?

用があって家の2階に上がってきたはずなのに何をしに来たか忘れてしまったり、買い物から帰ってきてから「あれ買うの忘れた」という経験をお持ちの方は少なくないはずです。今回は物忘れ防止法についてお伝えします。

    
思い出す力が低下しているかもしれません 
年齢を重ねるごとに記憶力が落ちていくと思ってらっしゃる方、結構多いと思います。
しかし記憶力を構成している力のひとつ「覚える力」は年をとってもあまり落ちていきません。

覚える力だけをとってみると20代と60代以上の人を比べてもほとんど変わらないという研究結果もあります。ですが実際に物忘れが増えていくのも事実なのです。実は物忘れが増えてゆく原因は覚える力の低下ではなく、覚えたものを「思い出す力」が低下しているせいかもしれないのです。
    
また昨今のテクノロジーの発達によりパソコンをはじめ数多の電子機器が世の中に普及しています。人の機械への依存度は年々高くなってきています。人はそれらをまるで第二の脳のように重要な情報は全てその中に記憶するようになりました。そのことを否定しているわけではありません。私もその便利さの恩恵を受けている一人ですので。ただ過度の機械への依存が進むと人間本来の「思い出す力」が低下する可能性は否めないのではないでしょうか。

   
強力な記憶の武器『イメージ』
それではこの思い出す力の低下を防ぐ方法はあるのかというとそれがあるのです。脳の中でこの思い出す力に関係している部位があります。それが「前部帯状回」という部位です。この場所は何かを覚える時にその情報を後で思い出しやすくさせる働きを持つ部位なのです。この部位を活性化させることにより思い出す力を鍛えることができるのです。

アメリカでの研究によると、あることを利用することで、この前部帯状回が活性化することがわかりました。それが「イメージ」です。イメージとは頭の中で思い浮かべる絵や映像のことです。つまり何かを覚える時に「言葉」だけで覚えようとするのではなくその「イメージ」を頭の中に浮かべることで前部帯状回が活性化するというのです。

具体的にいうと買い物に行く時に買うものを言葉だけで覚えるのでなく、頭の中でお店で実際にそのものを手に取っている自分の姿を浮かべるということです。また仕事上などでTo DOoリストなども、やはり実際にその作業を行っている姿を思い浮かべるといったことをすることにより前部帯状回が刺激され記憶が思い出しやすい状態になります。


さらに「場所細胞」を活性化
「思い出す力」を鍛えるためのもう一つの方法として「場所細胞」を活性化させるという方法があります。この場所細胞とは脳の中で記憶を司る部位の「海馬」の中に存在している細胞で場所の記憶に特化した細胞です。この細胞は自分が実際にいった場所を覚える時に働く細胞なのです。この細胞を刺激することも思い出す力の向上が期待できます。

例えば目を閉じて自分の家の中を玄関から自分の部屋まで途中に何があるかを思い出しながらたどってみたり、また自宅から学校や職場までのルートを同様にイメージで辿り途中に何があるかを思い出すといったトレーニングなどは効果的です。それにより場所細胞が刺激され海馬自体も鍛えることができるのです。MDAの記憶メソッドにイメージジャーニーメソッドというものがありますがこれもこの場所細胞の特性を利用した方法です。

脳はいつからでも必要に応じて変化することのできる神経可塑性という特性を持っています。どうぞ皆さまもイメージ記憶を試してみてください。何かを覚える時に同時に頭の中にイメージを浮かべる、それを習慣づけることにより忘れにくい脳を手に入れてくださいませ。

-------------お知らせ-----------------

私が書いた記憶術の本が出版されました!
たくさんの皆様にお手にとっていただければ幸いです。

記憶力日本一が教える`ライバルに勝つ'記憶術











日本記憶能力育成協会ホームページ
http://www.mdajapan.com

日本記憶能力育成協会フェイスブックページ
https://www.facebook.com/mdajapan


0 コメント :

コメントを投稿