2016年4月20日水曜日

英単語学習のアプローチ

英語は最終的にはやっぱり「単語力」

学校教育においては年々英語学習に対する比重が大きくなっています。ビジネスにおいても社員に英語のスキルを要求する企業も増えてきました。TOEICのスコアが昇進の条件になっている会社があったり社内会議は全て英語という企業もあるようです。巷の本屋さんを見渡すと英語学習だけでかなりのスペースが占められています。

それほど関心の高い英語学習ですので当然その学習に対するアプローチの方法も山のように存在しています。とはいえ、やはり英語の学習に関して最後にものを言うのは「語彙力」というのは、共通の認識として間違いないところだと思います。その語彙力とはつまり単語力であり、いかに多くの英単語を覚えているかにかかっているのではないでしょうか。

そこで今回は英単語の記憶についてのお話です。ただし今回は具体的な記憶術というよりも、より長い期間”使える”英単語として記憶にとどめるための学習アプローチについてお伝えすることにします。
    

記憶の種類から考えると
英単語の覚え方は千差万別で色々な方法が存在しているとは思いますが、その中でも多くの方がとっている方法が英単語と日本語の意味をセットで覚える方法ではないでしょうか。

つまり「important」⇨「重要な」と文字の情報だけをペアで覚えるというやり方です。確かに手っ取り早くスピーディーに学習が進むので効率がいい気がします。試験勉強のような短期勝負ならこれでいいかもしれません。ですが長期に”使える”英語として考えた場合、この覚え方であると深く脳に刻まれているとは言えないのです。 

記憶の種類の中には「意味記憶」と呼ばれるものがあります。これは「富士山の高さは3,776メートルである」というような事実、知識の言葉の記憶のことを言います。上で述べた英単語の「英単語」⇨「日本語」というセットの覚え方もこれにあたります。

人はあまりこの意味記憶が得意でありません。いや意味記憶自体が浅い記憶といったほうがいいかもしれません。もともと記憶学習においてどんな方法をとったとしても復習はとても重要なのですが、この意味記憶を定着させるためにはかなりの回数の復習を要することになります。 

「意味記憶」に対して「エピソード記憶」という記憶の種類があります。これは実際に経験したことに対する記憶でより強く脳に刻みつけることができる記憶の種類です。強く記憶に残る理由は、それを体験した時には何らかの「感情」が伴うからです。

人間の脳は感情が紐付いた記憶を長く残すような仕組みになっているのです。よって英単語の意味を単なる日本語の文字の「意味記憶」ではなく「エピソード記憶」に変換できればより強く長く記憶に残すことができるというわけです。


意味をイメージで経験する
 しかしながら英単語の意味はそのままでは単なる文字情報の意味記憶です。それをどうしたら「エピソード記憶」に変換できるのでしょうか。それはその日本語の意味を覚える時に同時にその意味のイメージもリンクさせて覚えるということです。

イメージを頭に浮かべ、その映像を見ることによってその単語を経験したことになるのです。具体的な名詞であればそのままのイメージ、抽象的な意味であればそれから連想するイメージ、または他人が理解できなくても、その意味を見た時に自分だけがわかる連想のイメージでも構いません。自分だけのための学習なのですから。

それらを頭の中に描き、何らかの感情を浮かべることによって「エピソード記憶」に近づけるのです。さらに単にイメージを頭に浮かべるだけでなく、仮に学習に単語帳を使っているならば余白にこれもまた自分だけがわかるレベルでOKなので簡単な絵を描いておけば復習の時にも役立ちます。 

 ですが中にはイメージしにくい意味が出てくるかもしれません。そんな時便利なものがあります。「Google」や「Yahoo」といった検索エンジンを利用するのです。これらは検索の種類の中に検索結果を画像で表示してくれる「画像検索」を持っています。

いまいちイメージがわかない意味があった場合にはこれらで画像検索をかけてイメージのヒントをもらうのも一つの手です。PCを使って自分なりの単語帳を作るのであれば、そこに検索で出てきたイメージを貼り付けておけば(あくまでも個人使用に限りますが)ユニークな独自の単語帳ができそうです。

それでもなお単語単体であるとイメージしづらい単語が出てきた場合にはその単語を含んだ例文自体を覚えるというのも有りだと思います。その例文の意味全体のイメージを作りそれと単語の意味をリンクさせるのもいい方法なのではないでしょうか。


-------------お知らせ-----------------

私が書いた記憶術の本が出版されました!
たくさんの皆様にお手にとっていただければ幸いです。

記憶力日本一が教える`ライバルに勝つ'記憶術











日本記憶能力育成協会ホームページ
http://www.mdajapan.com

日本記憶能力育成協会フェイスブックページ
https://www.facebook.com/mdajapan

    

0 コメント :

コメントを投稿