2016年6月25日土曜日

数字を覚える方法②〜ゴロ合わせ〜

数字をイメージ(絵)に変える


数字を覚える方法-第1回でもお伝えしましたが、何かの数字を覚えるときに数字のまま覚えることは得策ではありません。
なぜなら数字または文字の情報をそのまま記憶することを脳は不得手としているからです。

そこで脳が覚えやすいようにこれらの情報を細工しなくてはならないのですが、では脳が覚えやすい情報とは何か。それは感情が伴っている情報ということです。「思い出」が長く記憶にとどまっているのはその体験をしたときに同時に ”楽しい” ”うれしい” ”くやしい” ”悲しい”などの感情も同時に記憶したからなのです。これをエピソード(経験)記憶といいますが文字や数字も強く記憶に残すためにはこのエピソード記憶に変換する必要があります。

そのために必要な作業がイメージ化、つまり文字や数字を絵に変えるということでした。ただの文字や数字ではなくそれらを変換した絵を頭の中に浮かべることが感情を伴ったエピソードになるのです。

今回は数字の覚え方の2回目です。
前回は数字をイメージ(絵)に変える方法として、その数字自体の形に似ている身の回りにあるものを探しそれに置き換えるという方法をとりました。数字の「1」であれば真っ直ぐな形状、例えば「えんぴつ」「電柱」「バット」などを当てはめればよいということでしたね。

しかしこの方法には欠点がありました。1桁の数字では比較的簡単に似ている形状のものを探し出せますが、桁数が2桁以上になるとどうでしょう。「56」に似ている形のものは?「72」の形状に近い身近なものは?
探し出すのはほぼ不可能です。形からイメージに変換するこの方法では0から9までの1桁の数字に限られることになり、あまりたくさんのイメージのバリエーションをつくることができません。

そこで今回は2桁の数字をイメージ(絵)に変換する方法をお伝えしたいと思います。
2桁と言いましたが、この方法では3桁でも4桁でも作ることは可能です。しかしながら効率を考えると2桁で処理することをおすすめします。


ゴロ合わせを使います
今回数字をイメージにする方法はゴロ合わせです。皆さんもなじみがあると思います。
『794(ナクヨ)ウグイス平安京』のあれです。
2桁の数字をまずはその数字の読み方からゴロ合わせを使って文字に変えます。
例えば「14」なら(イシ)、「53」なら(ゴミ)といった具合です。

作る言葉は2文字でなくても構いません。例えば「89」を(ハク)さい「白菜」、「39」を(サク)らんぼ、といったように最初の2文字がゴロになっていれば良いこととします。このように2桁の数字をゴロを使って文字に変え、それを頭の中でイメージ(絵)に変えるというわけです。

私は記憶力競技の選手でもあるのですが、その競技のなかにも「数字」を覚える競技があります。ランダムに並んでいる数字を制限時間でできるだけ記憶するという競技です。競技ですから記憶するために効率を求めます。そこで0から99までの100個の数字にあらかじめイメージを設定しておきます。

そのイメージは主に人物なのですが、その人物の設定に私もゴロを使いました。
例を挙げると「29」であれば歌手で俳優の(フク)山雅治さん、「52」なら元大関の(コニ)シキさんというようにして作っていきました。100人分作るのは結構大変でした(笑)


円周率を覚えてみましょう
今回はこの方法を使って数学で出てくる円周率を覚えてみましょう。
円の周の長さを直径で割った値の円周率は割り切れず小数点以下延々と数字が続きます。

3.14159265358979323846・・・

ここでは小数点以下20桁までチャレンジしてみましょう。

3.14までは皆さんご存知だと思いますので置いておき、その後の15から46までを覚えることにします。

まずは15から46までの数字を2桁ずつ区切ってゴロを使って文字に変換します。

「15」・・・(イチゴ)
「92」・・・(クジ)ラ
「65」・・・(ロッコ)ツ 「ろっ骨」
「35」・・・(サンゴ)
「89」・・・(ハク)チョウ 「白鳥」
「79」・・・(ナク)「泣く」
「32」・・・(サフ)ァイア
「38」・・・(サバ)
「46」・・・(シロ)クジラ「白クジラ」

これが正解というわけではありません。あくまでも私が考えた一例です。
これらのイメージを記憶するのですが、方法はいくつか存在します。ですが今回もこれらのイメージを使いストーリーを作って覚える方法で記憶することにします。
「イチゴ」から「白クジラ」までを一連のお話でつなげます。

例えば「毒入りの(イチゴ)を食べた(クジラ)が死んで岸に打ち上げられ、(ろっ骨)だけの姿に。そのろっ骨から(サンゴ)の花が咲き、その美しさに止まっていた(白鳥)が涙を流して(泣く)。その涙が(サファイア)となりこぼれ落ちそれを食べた(サバ)は(白クジラ)に変身した。」
などと作ることができます。

ストーリーで覚えるときに重要なのはそのストーリーをかならず頭の中で絵にして追っていくことです。そうすることによって円周率がエピソード記憶に変わるのです。

思い出すときはストーリーを頭の中でたどりそこにでてくるアイテムから数字に戻しアウトプットするのです。



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